10/26建築医学勉強会を開催しました~新しい価値を生み出す、空き家リノベーションの可能性について~

10月26日、私が事務局長を務める日本建築医学協会にて、勉強会を開催しました。
今月は、まいほむ株式会社の牧野智樹様に、「新しい価値を生み出す、空き家リノベーションの可能性」をテーマにお話して頂きました。

高齢化が進み、人口も減少している現在、空き家問題は深刻な課題になりつつあります。また、変化が激しく先が見えない社会の中で、新築住宅を建てることが困難な人も増加しています。かつてのように、ローンを組んで新築を建てることが必ずしも良いとは言えない状況であるのです。

牧野様によれば、「快適な暮らし」とは、物理的な住環境の快適さだけでなく、経済的にも余裕のある生活ができて初めて快適であるといいます。

中古再生住宅は新築に比べて安いというのはもちろん、技術の発達により、十分快適な
環境をつくることが可能であるということを、様々な事例を交えながら説明して下さいました。

建築医学的には、中古物件の欠点は前の住人の情報(エネルギー)が残ってしまうことです。それが悪いエネルギーであればその悪い影響を受けてしまうのです。しかし、その情報(エネルギー)を消去さえできれば、十分良い環境をつくることは可能です。

リノベーションの現場に関わっていると、家が生き返ってくるように感じると話す牧野様。それは、まさに古いエネルギーを消去して家に新しいエネルギーを吹き込んでいることなのだと思われます。

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