8/31建築医学勉強会を開催しました ~建築の最新テクノロジーを使った、新しい家づくりの可能性~

8月31日、私が事務局長を務める日本建築医学協会にて、勉強会を開催しました。今回は、JIBUNHAUS.株式会社 代表取締役会長の内堀孝史様に、「建築の最新テクノロジーを使った、新しい家づくりの可能性」をテーマにお話して頂きました。

「家はスマホで買う時代」をテーマに、VR・AR技術を使って、お客様が住宅をカスタマイズして
見積もりや仕上げを確認できるシステムを開発していらっしゃる内堀様は、もともと工務店や設計会社で経験した失敗をもとに、今の会社を立ち上げられたということでした。

お客様からの要望を聞いたり、打合せの資料をつくるために多大な労力や時間が費やされ、かつそれが実にならないこともたくさんあったという内堀様。VR・AR技術によって、お客様にとっても売る側にとっても、時間と手間が省けたり、より高い精度でイメージを共有できたりと、メリットがたくさん生まれると言います。

セミナーでは、様々な映像資料をお見せして下さいました。まさにこれからの住宅づくりは、こうなっていくのだということを感じさせる映像ばかりでした。

映像のクオリティの高さは単なる技術だけでなく、クリエイターの知識やデザイン能力、センスも重要であるとのこと。そのためには、やはりクリエイター自身の鍛錬も必要なようです。

また、VRのような技術はあくまでも良い住宅づくりのための手段であり、最終目的は良い住まいの提案であるということも、これまで様々な住宅づくりに関わってきた内堀様ならではの価値観が伝わってきました。

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