7/28 建築医学勉強会を開催しました ~女性建築家が考える、豊かな空間の創り方~

7月28日、私が事務局長を務める日本建築医学協会にて、勉強会を開催しました。

今回は、女性建築家として活躍していらっしゃる大塚泰子様に、「女性建築家が考える、豊かな空間の創り方」をテーマに、お話して頂きました。

15年以上にわたり都心の住宅案件に多く携わってきた大塚様は、狭い敷地でいかに開放感を出すか、都心の中でいかに自然とつながるか、について建築家の観点から色々とお話して下さいました。

家をリゾートのような空間にすることがポイントということで、プライベート空間を確保した上で、庭と居室をつなげて空間を広げたり、バスルームを開放的にする手法は、大変勉強になりました。

ただ単に開放的な住宅はプライベートが侵害されやすく、特に都会ではリスクが高いものです。そうではなく、塀や壁でプライベートを確保した上で開放的な空間を作ることで、敷地をめいっぱい有効に使うことができるとのことです。

また、玄関についても、外と中の境界(入口)と捉えることで、既成の玄関のイメージを取り払い、開放的に作る手法についてもご紹介頂きました。敷地全体を家として捉え、玄関を外と中をつなぐ場所(境界)と考えれば、玄関の作り方も幅が広がるのです。

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