11月24日 建築医学勉強会を開催しました 「木造構造システムの可能性 ~望み455の試み~」

11月24日、私が事務局長を務める日本建築医学協会にて、
勉強会を開催しました。

今回は、「木造構造システムの可能性」をテーマに、
「望み455」という、木質構造システムを取り上げ、
システムの開発者である、大根弘行先生にお話して頂きました。

「望み455」の素晴らしいところは、
耐震性能が優れているというだけでなく、
広い幅の間口部が実現可能になったり、
自由なプラン(間取り)設計や
状況に合わせた自由なリフォームが
可能になるということでした。

実際に、どのような仕組みで上記のことが
可能になるのか、イラストを用いながら
分かりやすく教えて下さいました。

また、水回りの排管も、従来の基礎構造では
複雑になったり、リフォーム工事が難しくなるところを、
「望み455」を使うことによって極めてシンプルに
なることが分かりました。

建築医学では住宅は木造が望ましいと教えています。
そのような木造住宅も、「望み455」のような技術により、
さらにデザイン性が広がる可能性が感じられました。

質疑応答では、構造試験をクリアするために
色々と試行錯誤した苦労話もして下さいました。
また、最後にはドローンで撮影した
実際の施工現場の様子も見せてくださいました。
ありがとうございました。

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