7/28日 建築医学勉強会を開催しました。

7月28日、私が事務局長を務める
日本建築医学協会にて、勉強会を開催しました。

今回は、「学びの場をデザインする root design」の
デザイナー・町田貴広様を講師に迎え、
お話をして頂きました

町田様のroot designのきっかけは
フィンランドの教育現場視察だったとのこと。
まずはそのフィンランドの様子について
お話して頂きました。

フィンランド自体、森林など自然が多く、
自然と共に生活するのが普通であるとのことで、
その生活様式はとても興味深いものでした。

教育現場の様子をご紹介して頂くと、
まず目をひいたのが、色彩の豊かさ。
そしてデザイン性の高さです。
日本の学校や学習塾と言えば、
画一的な机と椅子、そして白い壁が一般ですが、
それとは対照的な色彩豊かな空間、
そしてユニークなレイアウトに驚きました。
そこにいる子どもたちはとても活き活き
しているように感じられました。

壁に造られているサインも、とてもユニークでした。
建築医学では、壁にどのような絵がかかっているかでも
空間情報が変わり、与える影響が変わると教えていますが、
まさにそれをうまく活用したような空間でした。

フィンランドの小学校の先生になるには、
日本でいう弁護士になるくらい難しいそうですが、
だからこそ、これだけ教育理念やその空間が
優れているのではないかと感じました。

後半には町田様の手がけた学習塾の紹介や、
町田様が考える教育のあるべき姿なども
お話して頂きました。

建築空間だけでなく、教育自体についても
色々考えさせられる、大変為になる勉強会でした。
ありがとうございました。

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