3月27日、私が事務局長を務める日本建築医学協会にて、勉強会を開催しました。
今回は、アウトレット不動産㈱の昆佑賢様に、幸福になる家・不幸になる家をテーマに、お話して頂きました。

様々な事故物件・訳あり物件の現場に携わっていらっしゃる昆様は、それらの物件には共通した特徴があると言います。勉強会では実際の物件写真などを見せて下さり、その特徴について説明して下さいました。

また、昆様はそれらの特徴を踏まえて、二度とそのような不幸を起こさないように、建物を建築医学によって再生させているとのこと。
実際にリフォームされた物件は事故物件とは思えないほど素敵なデザインで、バルコニーをつくらない、曲線を増やす、暖色系の色彩をつかうなど、建築医学のノウハウが散りばめられている様子がうかがえました。

対談では、昆様がこれまで建築医学を知らなかったために失敗してしまったご自身の家づくりの話や、改修において目に見える部分だけでなく、目に見えない要素についても考慮されていることなど、セミナーの内容を超えたお話までして下さいました。ありがとうございました。