2020/3/2軽井沢出張<地鎮祭>
3月2日、風水住宅の地鎮祭で、軽井沢へ出張に行ってきました。
前回の伐採供養のあと、無事に樹木の伐採が終わり更地の状態になりました。
これから家を建てるために、土地のスピリッツ(いわゆる土地神様)や神聖な存在にお供えものをし、挨拶をします。具体的には土地の結界をし、護摩を焚いて、土地供養を行います。
地鎮祭をすることで、土地のエネルギーが高まります。
朝早くからの準備のため、軽井沢に前日入りしました。
当日の朝は、雪のため、なかなかの寒さでした。
雪の中で、祭壇やお供物の準備をしましたが、
開始に近づく頃には雪はやみ、あたり一面は霧に囲まれ、とても幻想的な状況の中、地鎮祭が行われました。
阿闍梨様を先頭に土地の中に入場です。
入口付近には土地の周りのスピリッツのためにお供え物を捧げます。
これは他のスピリッツが土地の中に入ってこないようにするためでもあります。
神聖な存在はお酒や肉・魚は好みませんが、
スピリッツと呼ばれる存在は、そのようなものを好むことが多いようです。
土地の四方と中央を矢で結界します。
施主様が、阿闍梨様と共に土地の四方と中心に順番に五穀や紅白もちを埋め、土地を供養します。
500坪もあるため、角から角まで40m近くもあり、移動も一仕事です。
その後、阿闍梨様の護摩が始まります。
一般的な地鎮祭では、護摩は焚かずお祓いをするだけですが、
それは形式的なもので、実際の効果は薄いと思われます。
このように土地の中心で阿闍梨が護摩を焚くことで、
土地の邪気を焼き尽くし、新しいエネルギーを注入することができます。
(普通の人が火だけ焚いても意味はありません。
阿闍梨が護摩を焚くからこそ、効果があります。)
途中、参列者が神棚に向かって玉串を奉納し、土地神様に挨拶をします。
今までも多くの地鎮祭に立ち会わせて頂きましたが、
軽井沢という場所でこのような幻想的な地鎮祭に立ち会ったのは初めてでした。
地鎮祭や護摩も常に進化していくので、
立ち会わせて頂いた私達も大変良い経験になりました。
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